これからのキャリアに迷ったときに|まずは「当面の当たり」をつける

「このまま今の仕事を続けていていいんだろうか」
「この仕事、本当に意味あるんだろうか」
選択肢が増えた現代では、迷いを感じる人も少なくありません。
ここでは、キャリアに迷ったときに立ち止まり、今後について考えるためのヒントをご紹介します。
漠然とした不安
「このままでいいんだろうか」。そんな漠然とした不安を抱えながら働いてらっしゃる方は多いように思います。
国も「キャリア設計を個々人が行うべき」という姿勢を示しており、電車やネットには転職サービスの広告が溢れ、「自分のキャリアは自分で作るもの」という価値観が当たり前になりつつあります。
ただ、学校でキャリア教育を受けていなかった世代や、"キャリア設計"といった発想に馴染みのない方からすると、「急にそんなことを言われても…。」という戸惑いもあるのではないでしょうか。
「境目」も「自由」も大変
こういった時代の変わり目では、個人が過度に対応を迫られることが多いように思います。
また、「自由」も一見よさそうに見えますが、そのぶん「自己責任」になり、「後悔しないだろうか?」「自分で選んだんだよね?」というプレッシャーも強くなるように思います。
あまりに選択肢が多いと、どうしていいかわからなくなったりもしますよね。
やるしかないが、完璧ではなくていい
国もキャリア支援を進めてくれていますが、制度が整い、価値観の移行が完了するまでには時間がかかります。
後悔しても時間は巻き戻らないので、ある程度、自分で納得のいく落としどころを見つけるしかないのが現実なのかなと思います。
ただ、今すぐに完璧を求める必要はありません。
その時々で「これが良さそうだ」と思えるものを探り、試しながら修正していく。それでいいんだと思います。
具体的にどうやるの
その上で具体的にどう進めるかですが、調べられる方は、まずは自分なりに「キャリア設計」などのワードで調べてみてもいいかもしれません。
もし一人で整理するのは難しいと感じた時には、専門家によるキャリアカウンセリングを活用してみるのも良いでしょう。
しっかりと時間をとって考えたい場合は、そういったキャリアコーチングのサービスを利用するのも一つの手です。
※当相談室でも、キャリアカウンセリング・キャリアコーチングを承っております。「何もわからない」「やりたいことも、自分ができることもわからない」という状態の方も、安心してご利用いただけます。
おわりに
キャリアは「一度考えたら終わり」ではなく、働きながら描いていくものです。
不安を感じることも多いかと思いますが、それでも、その時々で自分にとって大切なものを見つめ、試しながら進んでいけば、得たものは必ずどこかでつながります。
あなたがご自身の道を見つけられるよう、心から応援しています。
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