夫婦関係に悩むとき、
「普通はどうなんだろう?」
「他の夫婦はどうしているんだろう?」
と気になる方は少なくありません。
ここでは、いくつかの統計データを手がかりに夫婦関係の現状をまとめつつ、その先にある関係づくりのヒントについて触れます。
※平均値はあくまでも"全体の傾向"に過ぎません。ご家庭がその通りである必要はありませんし、平均通りだからと言って不満を押し殺す必要もありません。
大切なのは、「あなた自身が望む形に近づくこと」です。そのための検討材料のひとつとしてお読みください。
夫婦に関する調査
満足度とコミュニケーション
ある調査では、約3分の2の夫婦が「満足」、あるいは「やや満足」と回答しています。
(出典:ハルメク研究所「夫婦関係に関する調査 2024」)
また、仲の良い夫婦と不仲な夫婦とでは会話時間に2倍以上の差があると報告されています。
(同調査)
夫婦喧嘩の頻度については「年に1〜3回」が最も多い一方で、「10回以上」と答える人も一定数おり、頻度にばらつきがあることが示されています。
(出典:株式会社しんげん『SHUFUFU』「夫婦喧嘩に関するアンケート調査」)
家事分担
夫婦の家事分担は、夫3:妻7程度のご家庭が多いとされています。
(出典:一条工務店「共働き夫婦の家事シェアに関するアンケート2024」)
分担割合への満足度には性差が見られ、男性の約86%が満足と答える一方で、女性は約54%にとどまるという結果が出ています。
(同調査)
性生活
日本の既婚者は、国際的に見てもセックスレス傾向が高いとされています。
ある調査では、20〜50代既婚者の68.2%がセックスレス傾向にあり、43.9%が完全なセックスレスと報告されています。
(出典:Healmate「夫婦のセックスレスに関する実態調査」)
形や程度に違いはあれど、多くの夫婦がこの課題に直面していることがうかがえます。
離婚率
「3組に1組は離婚する」という表現を耳にしたことのある方も多いと思います。
厚生労働省の推計では、男女ともに「結婚すると生涯に約0.32回は離婚を経験する」とされています。
(出典:厚生労働省「令和4年度 離婚に関する統計の概況」)
ですので、概ね「結婚した夫婦のうち約3分の1は離婚に至る」と理解できます。
修復のきっかけ
関係修復のきっかけとしては、会話やコミュニケーションの工夫、時間の経過、妥協や歩み寄りなどが挙げられています。
(出典:株式会社はぐくみプラス「夫婦関係に関する調査」)
また、友人や専門家といった第三者への相談も有効とされています。距離が近いからこそ話しづらいことも、外の場を介すことで伝えやすくなることがあります。
カップルカウンセリングという選択
当カウンセリングルームでは、カップルカウンセリングを行っています。
お二人それぞれのお気持ちを丁寧に伺い、安心できる場での対話を重ねながら、お二人ともが満足できる形に近づけるようサポートいたします。
おわりに
人の数だけ人生があるように、夫婦の数だけ関係の形があります。
距離が近かったりお互いのことをよく知っているぶん、感情が強く出ることも珍しくありません。
どんな結論になるにせよ、二人が幸せになれる道を一緒に模索するという営みは、それ自体が尊いものだと思います。
このページやカウンセリングが、その一助となれば幸いです。