こんにちは。
くれたけ心理相談室 心理カウンセラーの、國木晋之介です。 

暑い夏、いかがお過ごしでしょうか。

私はというと、時折涼しい日が訪れるたびに「ずっとこのぐらいが良いなぁ」なんて思いながら過ごしています。

今日は、「良い変化でもストレスになる」という話について書いてみます。


先日親戚と話す機会があったのですが、出向とそれに伴う引越し、彼女との同棲開始など、環境が大きく変わる出来事が連続しているそうです。

こういう変化の話を聞くと必ず思い出すのが、「ホームズとレイの社会的再適応評価尺度 (1967年)」です。

小難しい名前ですが内容はシンプルで、人生に起こる出来事により発生するストレスを調査により数値化したものです。

結婚を基準値(50)として、0〜100点の間で数値化されています。(結婚がストレスで、それが基準ってのもなかなかインパクトがあります)

日本でも調査がされていまして、「会社の倒産」が74、「多忙による心身の過労」が62などと評価されています。(参考:ストレス点数 – 夏目誠の公式ホームページ


この調査のポイントは、「良い出来事もストレスになる」ということです。

「家族がふえる」や「自分が昇進・昇格をした」などの一般的には喜ばしいとされる変化も、ストレスになります。

「良い変化なはずなのになんだかしんどい、なんでだろう…。」といった経験をされたことのある方もいらっしゃるかと思うのですが、それは自然なことのようです。

良い変化があって新しい環境が始まると張り切りがちですが、ちょっと余裕を持って頑張るぐらいがちょうど良いのかもしれません。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。


お知らせ

ブログの更新は、メールとSNSでお知らせしています。

ご都合の良い方法で気軽につながっていただけたら嬉しいです🌱

また、ページ下部にコメント欄をご用意しています。どうぞ気軽にコメントしてください。

「こんな話を聞いてみたい」といったテーマのリクエストも募集中です。すべてにそのままお応えできるとは限りませんが、必ず参考にさせていただきます。

※コメントにはfacebookのアカウントか、メールアドレスの入力が必要です。

投稿者プロフィール

國木 晋之介
メーカーにてAI関連製品の研究開発に携わった後、IT業界に転職。
仕事の傍らで産業カウンセラーの資格を取得し、心理支援の分野へ転向。
現在は心理カウンセラーとして都内を中心に活動している。

▶︎ プロフィール詳細はこちら

コメントお待ちしております🫶