「ドキドキ」よりも「じんわり」を

キャンドルライト

こんにちは。くれたけ心理相談室 江東支部の國木 晋之介です。

私たちの周りには、SNSやゲーム、お酒、あるいは過剰な性的コンテンツといった「ドキドキ」する刺激が溢れています。

これらは手軽に日常を彩ってくれますが、無自覚に浴び続けていると、少しずつ「心の感度」が麻痺してきてしまいます。

今回は、そんな刺激との付き合い方についてまとめてみました。

高まりすぎた閾値

こうした刺激に触れているとき、脳内では「ドーパミン」という物質が分泌されています。

やる気や快楽をくれる大切な物質ですが、日常的に強い刺激を浴び続けていると、脳の「これくらいの刺激がないと満足できない」というハードル(閾値)がどんどん上がっていってしまいます。

一度このハードルが上がってしまうと、それまで楽しめていたはずの何気ない日常が、急に退屈で味気ないものに見えてしまうことがあります。

「何に対してもやる気が湧かない」という感覚があるなら、それは脳の感度が麻痺してしまっているのかもしれません。

閾値を下げるための「静養期間」

上がってしまった閾値を下げるには、少し刺激を控える「静養期間」が必要なのかなと思っています。(「ドーパミン・デトックス」などとも呼ばれるそうです。)

ただ、これは禁酒や禁煙に近い行為ですので、一筋縄ではいきません。

いきなりすべてを断つのは難しいので、まずは刺激の量を少しだけ減らしてみたり、運動や読書、創作活動といった別の活動に置き換えてみるところからでしょうか。

散歩や日光浴で分泌される「セロトニン」や、心地よい繋がりを感じることで分泌される「オキシトシン」など、「じんわり」とした充足感への移行も良さそうだなと感じています。

※どうしてもうまくいかない場合には、物理的にスマホやゲームを封印する「タイムロッキングコンテナ」や、アプリの利用時間ツールも非常に有効です。

ゆるやかなバランス調整のために

すべての刺激を断ち切るのは現実的ではありませんし、私自身、毎日を楽しく過ごすためには適度な「ドキドキ」も必要だと思っています。

大切なのは、無自覚に浴び続けるのを一度お休みして、自分が浴びている刺激を棚卸しすることかなと思います。

そうやって無理のない範囲で感度を調整していけば、今の日常のままでも、もっと充実した感覚を取り戻せるかもしれません。

投稿者プロフィール

國木 晋之介くれたけ心理相談室 心理カウンセラー
都内・近郊およびオンラインで、心理カウンセラーとして活動しています。

カウンセリングでは、安心して気持ちを吐き出せる場であることを大切にしています。その上でご相談者様のペースに合わせて、考えを整理したり、次の一歩を考えるお手伝いをしています。

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