こんにちは。
くれたけ心理相談室 心理カウンセラーの、國木晋之介です。
少し前にちょっとだけ頑張り過ぎて、想定をわずかに超えて疲れちゃった事がありました。
今日は自戒も込めて、以前から思っていた「頑張り過ぎは元が取れない」という考えについてまとめてみます。
つい頑張り過ぎちゃう、あるいは、頑張り過ぎていない自分を咎めちゃうってこと、無いでしょうか。
私は時々ありまして、やれること・やりたいことが山積みだったり、将来への不安がよぎった時にそうなりがちです。
(カウンセラーも普通の人間なので、不安になったりします)
で、そういったことを何度か繰り返した結果、「頑張り過ぎって元が取れないな」と思うようになりました。
一つ目の理由として、頑張り過ぎると疲れちゃって、パフォーマンスが下がるというのがあります。
頑張る時間を8時間から10時間に伸ばしたけど、パフォーマンスが6割に下がったから結局6時間分の成果しか出てなくて、なんなら成果は落ちてる、みたいな。
こういう悲劇、割とあるあるなんじゃ無いかと思います。
(日本人は労働時間は長いが生産性は低い、というのと通じるところがある気もします)
二つ目の理由として、それぞれの体験を深く味わえないというのがあります。
頑張るものの個数を3つから5つに増やしたけど、結局それぞれに元の半分しか集中できてなくて、合計は2.5に下がっちゃってる、みたいな。
「選択と集中が大事」ってよく言いますが、こういう事なのかなと思います。
三つ目の理由として、休みの質が下がる、というのがあります。
「あれやらなきゃなぁ…」と思いながらダラダラするのをやめられないという経験、誰しもあるのではないかと思います。
これって同じ休むにしても、「今は休んでOK!」と思いながら休むのに比べて、リフレッシュできてないと思うんですよね。
総じて頑張り過ぎって元が取れなくて、頑張れば頑張るほど良い気がするんだけど実は逆、という罠があるように思います。

じゃあどうしたら良いんだ、というところなんですが、「自分に休みを与えるという、勇気がいる仕事をサボらない」事が大事かなと思います。
休むのって、不安です。
もしかしたら、「あぁ、もうちょっとやっとけば…」と後悔するかもしれない。
だけどそんな不安を感じた時こそ、「ちょっとこれ以上はしんどいよ〜」という心の声に耳を傾けて、「えいやっ」と思い切って休んじゃう。
そういう勇気が持てると、より楽により高い成果が得られて、結果的におトクかもしれませんね。
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投稿者プロフィール
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メーカーにてAI関連製品の研究開発に携わった後、IT業界に転職。
仕事の傍らで産業カウンセラーの資格を取得し、心理支援の分野へ転向。
現在は心理カウンセラーとして都内を中心に活動している。
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