こんにちは。
くれたけ心理相談室 心理カウンセラーの、國木晋之介です。
最近、名作ドラマと名高い『カルテット』(2017)を観ました。
今日は簡単にこの感想を書いてみようと思います。(※以下、軽微なネタバレを含みます)
語り過ぎないセリフや軽妙な掛け合い、癖のあるキャラクターにおしゃれな服装・内装と良いところが盛りだくさんだったのですが、私がこのドラマで特に好きだったのは「ほどよく曖昧なところ」です。
わかりやすい勧善懲悪でも成功物語でもなく、いろんな面を持っていて、複数の入り混じった思いを抱えた人たちが関わることで生まれる悲喜こもごも。
それぞれの思いにも想像の余地があったり変化があったりして、人間臭くて魅力的でした。
私はこういう群像劇が大好きです。
同じ出来事に直面してもそれぞれで受け取り方が違うところとか、同じ人でも関わる相手によって見せる表情が違うところとか、結果として発生するやり取りや展開が異なるところとか、見ててワクワクします。
役者さんだと、満島ひかりの演技がとても良かったです。高橋一生の気だるい感じも。吉岡里帆も出ているのですが、なんというか独特の怖さがある役で、異彩を放っていました。
エンディングをメインキャスト4人が歌ってるんですが(しかも椎名林檎の書き下ろし)、この曲もとても良くて世界観に引き込まれました。
現状(2025/07/02時点)Amazonプライムで見られるので、もし気になった方がいたらぜひ。
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投稿者プロフィール
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メーカーにてAI関連製品の研究開発に携わった後、IT業界に転職。
仕事の傍らで産業カウンセラーの資格を取得し、心理支援の分野へ転向。
現在は心理カウンセラーとして都内を中心に活動している。
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