※ポエム回です。

※心の声を聴く作業は、心理的な負担を伴う場合があります。できるだけ気持ちに余裕のあるときにお読みいただければと思います。


…あなたの心は今、なんと言っていますでしょうか。

疲れた?遊びたい?寝たい?食べたい?イライラする?楽しい?幸せ…?

自分の心の声を聴こうとすると、自分の中の「大人」な部分が、あれこれ言ってくるかもしれません。

「そんなふうに思っちゃダメだ」とか、「どうせ叶わない」とか、「時間の無駄だ」とか。


でも…。心の中でなら、何を思ったって自由です。

どんな恥ずかしい願いも、叶いそうにない思いも、人に知られたり批評されたりすることはありません。

もしそうしたい気持ちがあって、そうする元気があったら、少し時間をとってこっそり聴いちゃってみませんか。

(もしよかったら目を閉じて、なんと言っているか聴いてあげてみてください)


…どうでしょうか。

「なんと言っているかわからない」、「自分がどうしたいかがわからない」、という方もいらっしゃるかもしれません。

日々「大人」の声に従っていると、だんだんそうなってくる気がします。

生きる上では「大人」の声を優先せざるを得ない場面も多いですが、あんまりそればっかりだと、なんだか少しずつ息苦しくなってきます。


他にはそうですね、認めがたい願いが顔をのぞかせて、慌てて蓋をした方もいらっしゃるかもしれません。

願いが社会的に受け入れられにくいものであったり、実現が難しいものであったりすると、それを直視するのって苦しさを伴ったりしますよね。


普段はそんな感じでもまぁなんとかやっていけたりするのですが、あまりにそれが長く続いたり、困難が訪れたりするとそうもいかなかったりします。

自分の中の「子供」な部分が癇癪を起こして、苦しみや悲しみ、疲弊感などが噴き出てくる。

「自分なりに正しいと思うようにやってきたのに」、「頑張ってきたのに…」という、戸惑いも伴うかもしれません。


きっと時には、自分の心から湧き出てくる思いをそのまま聴いてあげることが必要なんだと思います。

実際には何もできなかったとしても、まずは聴いて、「そうなんだね」、「そういうふうに思ってるんだね」、と認めてあげる。

紙に書いたり、声に出してみても良いかもしれません。


そしてもし可能なら、多少なりともその声に従って、自分を満たしてあげる。

それができるのは、あなたしかいません。

それを繰り返した先に、あなたの息がしやすい場所があるかもしれません。

あなたが少しでもあなたらしく、あなたの望む形で生きられることを心から願っています。

投稿者プロフィール

國木 晋之介くれたけ心理相談室 心理カウンセラー
メーカーやIT業界での経験を経て、現在は人の想いに耳を傾けることを仕事にしています。

カウンセリングでは、安心してなんでも話せる時間を大切にしています。

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