最近、過去にキャリアコーチをしてくださっていた方と久々にお話しする機会がありました。

また、大学時代にお世話になっていた先輩と飲む機会もありました。

どちらにも、今の私のことや、これからどうしたいと思っているかなどを話させていただきました。

そうすると、漠然と思っていたことがしっかりと形を持ったりしました。

「あぁ、そういえばそういう思いがあったんだったな」とか、「やっぱりこうしたいよな」とか。

カウンセリングに似たことが起こっていたのだと思います。


でもいつも、これってちょっと不思議だなぁと思います。

なぜなら、(アドバイス等をもらう場合を除いて)話を聴く側に新しい情報は無いからです。

気持ちや考えの整理も明確化も、全て話す側の手持ちの情報だけで行われるので、それなら他者を介さずとも一人でやれるような気もします。

それなのに人に話すとより整理されるのは、一つには、「(情報がない状態の)相手に伝わるように整理する」という作業の成果なのかなと思います。

そういう意味では、「こんなことを言ったらバカにされるかな」などと気にせずに自分の思いや考えを話せる相手というのは、本当にありがたいものです。


少し話は変わりますが、二人とも今の私を認め、応援してくれました。

そのことがすごく嬉しかったです。

「この人にいい報告をするためにも頑張ろう」と思えることも相談の効果の一つなのかな、なんて思ったりしたのでした。

投稿者プロフィール

國木 晋之介くれたけ心理相談室 心理カウンセラー
メーカーやIT業界での経験を経て、現在は人の想いに耳を傾けることを仕事にしています。

カウンセリングでは、安心してなんでも話せる時間を大切にしています。

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