適応障害とは?変化によるストレスで心が疲れたときに知っておきたいこと

2つの離れたハート悲しみイラストと緑背景

最近、「適応障害」という言葉を耳にする機会が増えたかもしれません。職場の異動や転職、引越し、家庭環境の変化など、生活の中で何かが大きく変わったとき、心や体がついていかないと感じることはないでしょうか。

この記事では、適応障害の基本的な知識や、うつ病との違い、そしてカウンセリングでできることについてまとめました。「自分はどうなんだろう」と気になっている方にも、身近な方の状態を理解したい方にも、少しでも参考になればと思います。

適応障害とは?——「変化」に対する心と体の反応

適応障害とは、日常の中で起きた「変化」や「ストレス」に対して、心や体が強い反応を示している状態のことです。

たとえば、職場の異動、転職、引越し、人間関係の変化など、何かしらの明確なきっかけがあり、それをきっかけに気分の落ち込みや不安、体の不調が続くようになります。一般的には、ストレスの原因となる出来事から3ヶ月以内に症状が現れるとされており、原因から離れることで回復に向かうケースが多いと言われています。

症状の現れ方は人によってさまざまです。気分が沈む、不安が強くなるといった心の変化だけでなく、遅刻や欠勤が増える、お酒の量が増えるといった行動面に出ることもあります。周囲から見ると「最近ちょっと様子が違うな」という程度に映ることも多く、本人も「これくらいで弱音を吐いてはいけない」と感じてしまいやすいかもしれません。

うつ病との違い

適応障害とうつ病は症状が似ていることもあり、混同されやすいところがあります。

うつ病の場合、原因がはっきりしないまま症状が続いたり、ストレスの原因から離れても回復しにくいことがあります。一方、適応障害は原因との結びつきが比較的はっきりしていて、「職場ではつらいけれど、休日は比較的元気に過ごせる」というようなパターンが見られることもあります。

ただし、適応障害が長引くことでうつ病に移行するケースもあるため、「適応障害だから軽い」とは言い切れない部分もあります。

「変化」はポジティブなものでも負担になる

「適応障害」と聞くと、つらい出来事や苦しい環境を思い浮かべる方が多いかもしれません。ですが、実際にはポジティブな変化がきっかけになることも少なくありません。

結婚、出産、昇進、新しい土地での生活——。周囲から「おめでとう」と言われるような出来事であっても、生活のリズムや人間関係が大きく変わることで、心や体に負担がかかることはあります。

カウンセリングの場でも、さまざまな「変化」を経験した方のお話を聴く機会があります。その中で感じるのは、変化そのものが良いか悪いかに関わらず、「今までと違う状態に適応しようとすること」自体が、思っている以上にエネルギーを使うということです。

「こんな恵まれた状況でしんどいと感じるのはおかしいのではないか」と、ご自身を責めてしまう方もいらっしゃいます。でも、変化に対して心が揺れるのは、全くおかしなことではありません。

適応障害とカウンセリング

適応障害の治療としては、医療機関での診察やお薬による対処が中心になることが多いです。その中で、カウンセリングが果たせる役割もあります。

たとえば、今のストレス要因との距離の取り方を一緒に考えたり、気持ちを言葉にして整理する時間を持つこと。すぐに環境を変えることが難しい場合でも、「自分が何にしんどさを感じているのか」が見えてくるだけで、少し楽になることがあります。

また、「適応障害」という診断を受けていなくても、変化に伴うしんどさを感じてカウンセリングに来られる方は多くいらっしゃいます。診断の有無に関わらず、「なんだかうまくいかない」「以前の自分と違う気がする」と感じたときは、その気持ちを話せる場所を探してみてもいいかもしれません。

ご利用のご案内

直近の空き状況は 予約カレンダー からご確認いただけます(土日祝日もセッションをお受けしています)。

ご不明な点がある方や、「こういう悩みでも大丈夫か確認したい」「受け方を相談したい」という方は、お気軽に お問い合わせフォーム からご連絡ください。

カウンセリングメニュー

対応エリア

東京23区およびその近郊でご利用いただけます。

代表的なエリアの例は以下をご参照ください。

お電話でのご予約はこちら

受付時間 9:00〜21:00(土日祝も受付)

お電話でのご予約はこちら

受付時間 9:00〜21:00(土日祝も受付)