子供との関わり方に悩む親御さんへ|親子関係を見つめ直すヒント

子供との関わりで悩む親御さんは、たくさんいらっしゃいます。
喧嘩が絶えない、思春期で会話がなくなった、夫婦の問題が子供に影響していないか心配、離婚を考えているけれど子供のことを思うと踏み切れない。
悩みの形はさまざまです。
親としての悩みは、誰にでも気軽に話せるものでもないかもしれません。
このページでは、子供との関わりについて、いくつかの角度から書いていきます。
子供との関わりで多い悩み
子供との関わりについて、よくお話しいただく内容をいくつか挙げてみます。
子供と毎日のように喧嘩になってしまう。
些細なことで感情的になってしまう。
思春期に入ってからほとんど会話がない。
子供が何を考えているのかわからない。
夫婦喧嘩を子供の前でしてしまうこと、離婚を考えているけれど子供のことを思うと迷いがある、というご相談もあります。
夫婦関係そのものについては別のページでも触れています。
→ 夫婦関係の悩みを見つめ直す|すれ違いの背景とカップルカウンセリングについて
子供の成長とともに関わり方も変わっていきますし、悩みも尽きないものなのかもしれません。
子供を思う気持ちが、関わりを難しくすることもある
子供との関わりで悩むとき、その背景に「親としてちゃんとさせなきゃ」という気持ちがあるのかもしれません。
「失敗させたくない」「正しい道を歩ませたい」「将来困らないようにしてあげたい」。
どれも子供を思う気持ちから来るものです。
ただ、子供を思うほど、行動に口を出す回数が増えて、お互いに窮屈さを感じることもあります。
子供は、子供らしくいる時間が必要なのかもしれません。
失敗もして、回り道もして、自分なりに考えて選ぶ時間。
それを見守るのは、親にとって本当にしんどいことだと思います。
愛する子供が目の前で失敗したり傷ついたりするのを、手を出さずに見ているなんて、そう簡単にできることではありません。
それでも、子供が「自分で考えて、自分で決める」経験を重ねていくことは、その子の中に自己受容や自分への信頼感を育てていくことにつながります。
子供と一緒に、親も育っていく
「ちゃんとさせなきゃ」の裏には、「自分が親としてちゃんとしなきゃ」という気持ちがあるのかもしれません。
親というのは、苦しい立場だと思います。
誰だって、親をやるのは初めてです。
手探りで、不安で、ときに怖い。
それなのに、子供は予測不能な存在で、思った通りにはいきません。
子供が泣いている、怒っている、何を考えているかわからない。
自分の対応がこれで合っているのか、正解がわからないまま判断を重ねていく毎日。
悩んだり不安になったりするのは、ある意味で当然のことだと思います。
月並みですが、子供が育っていくのと同じように、親も、子供との関わりの中で少しずつ親になっていくのかもしれません。
おわりに
子供との関わり方に、決まった正解はありません。
子供の気質も、家庭の事情も、親自身の状態も、それぞれ違うからです。
うまくいかない日もあれば、また少し関わり方を変えてみたりして、迷いながら関係を作っていく。
それが、親子の自然な姿なのかもしれません。


