わたしの働くの原点『マイナスをゼロにする』

こんにちは。
くれたけ心理相談室 心理カウンセラーの、國木晋之介です。 

今日は、私が「働く」ということについて初めて考えた頃の話を書いてみます。

働くことについて初めてちゃんと考えたのは、大学三年の就活生の頃でした。
(出来れば高校生ぐらいから考えておきたかったのですが、当時はそういう意識が低く…)

大学では工学部で機械工学や物理工学を学んでいたので、なんとなく「メーカーに勤めるのかなぁ」ぐらいに思っていました。

でも周りの同級生ほど機械が好きなわけでもないし、なんか機械の分野って既に割と開拓されてる感じがするし、「私が入ったところでやることあるのかな?」と漠然とした不安を抱いていたのを覚えています。

そんな思いを抱きつつ、でも取り敢えず何かをやっていないと不安で、ひたすら合同説明会やセミナーに参加していました。

そんな中とある、おむつ・生理用品メーカーの社員さんが発した、「私たちの仕事は、マイナスをゼロにする仕事です」という言葉を聞いて、「これだ!」と思いました。

就活を進める中で、恵まれた環境で仕事を探せることのありがたさを感じると同時に、「でも世の中にはそうじゃない人、辛さやしんどさに囚われて、自分のやりたいことをやれていない人もたくさんいるよなぁ」と感じていた私に、この言葉は天啓のように響きました。

事故、病気、天災…なんでもいいから、マイナスをゼロに近づけたい。しんどい思いをしている人が少しでも楽になって、自分がやりたいことをやれる状態に近づけたい。

それが私の仕事探しの軸になりました。

そのあと何度か転職をしているのですが、いつもこの考えが判断基準の一つになっています。
(もちろん食べていけるかとか、社風が合いそうかとかもあるのですが)

社会人生活を通して私の想いは、「広く浅くマイナスをゼロに近づけたい」から、「精神面で辛い、しんどい思いをしている人を直接サポートしたい」に変わり、今はこの仕事をしています。

「誰もが健やかな心で、自分らしく生きる社会」に少しでも近づけられるよう、これからもやれることを頑張っていきます。

備考

今回このように書きましたが、カウンセリングの役割はマイナスをゼロに近づけることだけではありません。

定期的にチェック、ケアすることでマイナス方向に下がることを防いだり、心を整えてプラス方向に上げることなども含まれています。

調子が悪くなくても相談して良いですし、むしろ予防が大事です。


もちろん私に話してくださったらそれはそれで嬉しいのですが、一番大事なのはあなたが幸せになることなので、もし話したくなった時は、あなたに合う相談相手を探してみていただければと思います。

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投稿者プロフィール

國木 晋之介
くれたけ心理相談室 江東支部の心理カウンセラーです。
誰もが健やかな心で、自分らしく生きる社会を目指して活動しています。

わたしの働くの原点『マイナスをゼロにする』” に対して2件のコメントがあります。

  1. ゆう より:

    モラトリアムなまま社会人になった新卒当時の自分のことを思い出しました。

    様々な経験を経て、カウンセラーとして、日々研鑽に励まれるしんのすけさん、本当に素晴らしいと思いますし、尊敬です!

    「長く助走をとった方がより遠くへ飛べるって聞いた」

    しんのすけさんが生まれる前の曲で恐縮ですが、ミスチルの「星になれたら」の一節です。陰ながら応援しています!

    1. コメントありがとうございます🫶

      そう言っていただけると嬉しいです、日々無理のない範囲で精進しています。

      素敵な一節ですね✨
      応援ありがとうございます、とても励みになります🥰

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