限りある、脳の資源を大切に

脳みそ

こんにちは。
くれたけ心理相談室 江東支部 心理カウンセラーの國木 晋之介です。 

今日は、「脳のエネルギーの節約」について書いてみます。

かのスティーブ・ジョブズが、毎日同じ服を着ることで「選択に使うエネルギー」を節約していたという話を、耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。

いない部屋の電気を消す

細かい判断や選択の繰り返しは、想像以上に脳を疲れさせます。だからこそ、「なるべく考えずに済む仕組み」を持っておくと楽です。

たとえば私は、ToDoリストを実行するときは「上から順にやる」と決めておくことで、「次はどれをやろう?」といちいち考えずに済むようにしています。

また、可能な限り部屋に置くものを減らしたり、細かいタスクを後回しにしないようにもしています。

「これやらなきゃな」と気にかかる状態が日常的に続くのは、脳のエネルギーを垂れ流している状態に近いと感じています。

処理する情報と感情を絞る

また、何気なくSNSやニュースアプリを開くことも、極力控えるようにしています。

これらは様々な情報が雑多に入ってくるうえ、感情を揺さぶられるような内容も多いことから、脳の負担が大きい習慣です。

人はネガティブな情報に注目しやすいと言われており、SNSやニュースには、そのことを活用して耳目を惹きつけようとする投稿が溢れています。

どちらも、「決めた時間にほんの少しだけ見る」くらいがいいかもしれません。

まずは「気づく」ことから

どんな習慣にしても、急に変えるのってなかなか難しいように思います。

変えるための最初のステップとして、まずは「気づけるようになる」ことを目指してみてもいいかもしれません。

より大切なことに、限りあるエネルギーを使っていきましょう🫶

投稿者プロフィール

國木 晋之介くれたけ心理相談室 心理カウンセラー
IT業界での勤務を経て、「辛さを抱える人が少しでも楽になり、その人らしく生きられるようお手伝いしたい」と思うようになり、カウンセラーの道を志しました。

カウンセリングでは、丁寧にお気持ちを伺うことに加えて、「論理的に状況を整理し、次の一歩を考えるお手伝いをすること」を大切にしています。

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